介護士のつぶやき 食事介助

T家【4日目】水分でむせるので対処方法を考え中

フリーランス介護士1日目

嚥下障害があり、通常はミキサー食をTさんに普通食を食べさせようと試みる家族。

いきなりでは無理にもほどがあります。

詳しくは1日目の記事へ→T家【1日目】いくらなんでもこれは無理だろう…

 

そしてTさんが普通食ではやっぱり無理だと分かったので、色々と策を練っている最中です。

 

今回はTさんの水分摂取についての話に的を絞って話したいと思います。

 

現在Tさんの水分摂取に苦労しているところです。

同じく高齢者の水分について、悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

「水分拒否」や「飲み込めない」などは介護あるあるですよね(笑)

そして脱水になると全て介護職員のせいにされるという…。脱水で重症化すると医者や看護師、家族からも責められます。

介護職員というのはそんな世界で働いています。トホホ…

 

話しをTさんに戻しましょう。

Tさんは嚥下障害があり、水分にはとろみ剤が必須です。

なぜならとろみをつけないとむせてしまうからです。

嚥下障害についてはこちらのサイトがとても説明が分かりやすいです。→嚥下障害とは?(おいしいやわらか介護食)

 

ちなみに嚥下障害はこのような事が原因です。

飲み込みに関係する神経や筋肉がダメになることが主な原因です。

その原因の多くが、脳の病気やケガなどによるものです。

(出典:おいしいやわらか介護食)

 

Tさんに関しては情報が少なすぎてどのぐらいのとろみが必要かまだよくわかりません。

 

まずは軽めのとろみ茶を作って、ストローで飲んでもらいました。(ストローはお嫁さんが用意してくれました。以前はストローで飲んでいたようです。)

 

吸えません・・・。

 

「ちゅ~と吸って下さい」と言って口に持っていくのですが、ストローの途中でお茶がUターンしてしまいます。

 

Tさんには飲み物をストローで吸い上げる力がもうすでに無いようです。

 

お嫁さんに伝えると、「そういえば以前も体調が悪いときは飲めませんでした(笑)」。

って、いつの話だよ…。

 

そこで、コップを口元に持っていき、お茶を口の中に少し入れてみました。

 

ダラ~と口から全部出てきました。

 

変な顔をして笑っているTさん。

そこで今度はスプーンで口の中に入れてみました。

かなりの時間差で「ゴク」っと聞こえてきたのですが、その後すぐにむせてしまいました。

 

一口でむせた(TT)。。。

 

しかもしっかりと咳をする力もないので、顔を赤くしてただただ辛そうにしています。

うまく気管から排出できないようです。

困った…。

またお世話になっている例のサイトを確認。

 

ムセている人への正しい対応

むせている人がいたら、上半身を前方へほぼ水平に倒し、その状態で咳をさせましょう。これが正しい対応です。気管を水平にして咳をさせると、入った食べ物などが排出されやすくなります。

(出典:ムセている人に絶対にしてはいけない事

 

といっても、Tさんは体の硬直もあり、あまり前傾姿勢が取れない。

それでもなるべく前方に傾けて咳をしてもらいました。

うまく咳ができないものの、しばらくすると赤い顔が元通りの顔色になりました。

良かった~(TT)

 

それからしばらくTさんは口を開けては下さいませんでした(笑)

その日はほとんど食事も水分も摂ることが出来ずに終わってしまいました。

 

このままでは低栄養が進んでさらに脱水になってしまうのでは、と焦った私。

夜のうちに、近くのドラッグストアまで行き、ゼリー飲料を色々と買ってみました。

 

 

次の日。

早速、経口補水液”オーエスワンゼリー”をTさんにスプーンで飲ませてみました。(とろみなし)

なんとスムーズにゴクッと飲み込めました♪

それどころかもっとと言わんばかりに口をパカっと開けています。

美味しかったのか、飲みやすかったのか、とにかく一度に100㏄ほど摂取出来ました。

 

これで水分の問題は何とか解決しそうです。

残るは食事。

どうやったら食べてもらえるか…。

 

フリーランスで完全マンツーマンの介護の場合、他に相談する人がいなくて困ることが良くあります。

 

明日、ショートステイの人が迎えに来た時に少しだけ話が出来たらいいなぁ。食事の事とか聞いてみます。

 

あとで分かったのですが、どうやらTさんはお茶を飲み込むのが苦手なようです。

 

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